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カテキンの健康効果とは

カテキンの健康効果とは 花粉症にも良いってホント?

「緑茶は健康に良い」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際に緑茶に含まれているカテキンには抗酸化作用や抗菌・抗ウイルス作用など、さまざまな健康効果が見込めると考えられています。

今回はそんなカテキンの健康効果について、詳しく紹介していきます。

カテキンとは?

カテキンはポリフェノールの一種で、タンニンと呼ばれているお茶の苦みや渋みの主成分です。カテキンという名前は、インド産のアカシア・カテキュー(マメ科アカシア属の低木)の樹液から採れる“カテキュー”に由来しています。

1821年にスイスの科学者がカテキューから無色の結晶を分離させることに成功し、その後分離された成分は1832年にカテキンと命名されました。

緑茶には形が異なる4種類のカテキンが存在していますが、そのうち3種類は日本の理化学研究所の辻村博士らによって発見されています。

緑茶に含まれているカテキンは4種類

緑茶に含まれているカテキンは、主にエピカテキン(EC)、エピガロカテキン(EGC)、エピカテキンガレート(ECG)、エピガロカテキンガレート(EGCG)などの4種類です。

割合としてはエピガロカテキンガレートが約59.1%と最も多く、カテキン含有量の約半分を占めています。また、次いでエピガロカテキンが約19.2%、エピカテキンガレートが約13.7%、エピカテキンが約6.4%と続きます。

4種類とも強い抗酸化作用を持つカテキンですが、中でもエピガロカテキンガレート、エピガロカテキンの抗酸化作用は強力です。

また、緑茶の茶葉を加熱することで、4種類とも成分の一部が変化し、名称も変わります。

エピカテキン→カテキンン

エピガロカテキン→ガロカテキン

エピカテキンガレート→カテキンガレート

エピガロカテキンガレート→ガロカテキンガレート

カテキンの性質

カテキンは非常に酸化しやすい性質の成分です。ただ、緑茶は、製造工程中で酸化酵素の働きが抑制されるため、酸化はほとんどしません。

しかし、烏龍茶や紅茶は酸化酵素の作用で、いわゆる合体カテキンと呼ばれる、酸化重合物(テアフラビン類・テアルビジン類など)が作られます。その結果、本来は無色であるカテキンが、オレンジから赤色へと変化します。

烏龍茶や紅茶が赤っぽい色をしているのは、製造過程でこういった反応が起きているためです。

お茶の成長や場所によって含有量は違う?

カテキンの含有量は、一番茶で約12~14%、二番茶で約14~15%と増加します。また、同じ茶葉でもカテキンは成熟した葉(3~4枚目)よりも若い芽(1~2枚目)に多く含まれていることがわかっています。

そもそもカテキンは、茶葉の中に含まれているアミノ酸の一種であるテアニンが元となり作られる成分です。テアニンは日光があたると分解され、エチルアミンを生成します。このエチルアミンが変化し、生まれるのがカテキンです。

このように、カテキンはテアニンに日光が当たらないと生成されないため、被覆栽培するとテアニン含有量は多く、カテキンの含有量は少ないお茶ができるのです。

実際に玉露のように光が当たらないよう被覆栽培されるものは、一般的な煎茶よりもカテキン含有量が少ない傾向にあります。

カテキンの健康効果について

続いては、実際にカテキンにどのような健康効果が期待できるのか詳しく紹介しましょう。

抗酸化作用

カテキンが持つ健康効果の中で最も有名なのが抗酸化作用です。抗酸化作用とは体内の細胞を酸化させ、老化や病気を引き起こす活性酸素を除去する働きのことを言います。

そもそも活性酸素とは加齢やストレス、喫煙、過度な飲酒、激しい運動、食品添加物の摂取、紫外線などが原因で増加する毒性のある酸素のこと。

活性酸素が正常な細胞と結びつくと、細胞の老化を促し、動脈硬化やがんなどの病気を引き起こす原因となる過酸化脂質と呼ばれる成分が生まれます。

抗酸化作用は、こういった人体に危険を生じる活性酸素を打ち消す働きのことを言います。

活性酸素が除去されることで、エイジングケアや動脈硬化、がんなどの病気の予防効果が期待できます。

殺菌・抗ウイルス作用

カテキンは、風邪やインフルエンザ、食中毒、胃潰瘍などの細菌やウイルスが原因で起こる病気の予防にも効果が期待できます。ウイルスは人体に侵入すると、細胞内で増殖します。

例えばインフルエンザウイルスは体内に入ると特定の細胞にくっつく働きがありますが、カテキンを摂取するとウイルスが細胞に付きにくい状態にするので、ウイルスの増殖を抑える効果が期待できるようです。

また、カテキンには殺菌作用もあるため、食中毒の原因となるO-157 (腸管出血性大腸菌)やピロリ菌の増殖を抑える働きも見込めます。

細菌やウイルスによる感染症対策としてはうがい、手洗いなどの基本的な予防行動は必須ではありますが、それに加えて緑茶を積極的に取り入れるようにしたり、緑茶うがいをするようにしたりすれば、より高い効果が期待できるかもしれませんね。

ダイエット、肥満予防

カテキンを一定量摂取し続けると、肝臓の脂質代謝が高まり、エネルギーの消費量が増加するため体脂肪減少に繋がると考えられています。

また、カテキンを継続して接種すると、食事後の消化や吸収に使うエネルギーの消費量を増加させることがわかっているので、肥満予防に役立つようです。

ちなみにカテキンは、体脂肪を減らし肥満を予防するほか、日常的なダイエット効果も期待できることが分かっています。

実際にある実験データでは、緑茶抽出物をカテキンとして8週間摂取し、摂取後の身長・体重・ウエスト回りなどの体格変化を測定すると、体重、BMI、ウエスト回りが低下する傾向が見られたことが報告されています。

現在緑茶のダイエット効果については研究が進められている段階ではありますが、気になる方は積極的に摂取してみると良いかもしれませんね。

ダイエット、肥満予防

虫歯&口臭予防

カテキンは虫歯や口臭予防にも効果的だと言われています。

そもそも虫歯の主な原因は、ミュータンス菌と呼ばれる細菌です。ミュータンス菌は歯に残された糖分をエサにして増殖し、歯の周囲にネバネバしたグルカンという物質を作り、付着させます。

このグルカンは粘着性が強いため、たくさんの細菌類が付着し、「プラーク」と呼ばれる大きな細菌の集合体が形成されます。

また、ミュータンス菌は同時に乳酸も作り出すため、プラークの中が酸性となり、歯の表面のエナメル質が酸により溶けてしまいます。これが悪化し、穴が開いてしまったものが虫歯となるのです。

カテキンはこのミュータンス菌の増殖を抑える作用があるため、虫歯予防や虫歯による口臭対策にも役立ちます。

虫歯&口臭予防

コレステロール対策

カテキンには食事中のコレステロールの吸収を抑え、排出を促す効果が期待できます。

そもそもコレステロールには、悪玉(LDL)と善玉(HDL)コレステロールの2種類があります。このうち、動脈硬化を引き起こし心筋梗塞や脳梗塞の原因になるのが悪玉コレステロールで、逆に動脈硬化を予防する働きがあるのが善玉コレステロールです。

2種類のコレステロールは、全く違う働きを持っているということですね。

カテキンは悪玉コレステロールのみを阻害し、HDLコレステロールには影響を与えないので、動脈硬化の予防に役立ちます。

コレステロール対策

血糖の上昇を防ぐ

カテキンは食後に腸から糖が摂取されるのを抑制する働きがあります。血糖値はご飯やパン、麺類など糖質を多く含む食品や菓子類、果物を摂取すると上昇する傾向にあります。

また、血糖値は食後に上昇するので、食前にカテキンを取り入れることで、血糖の上昇を防ぐ作用が期待できます。

血糖の上昇を防ぐ

抗アレルギー作用

カテキンにはアレルギー症状の原因となるヒスタミンの生成を抑える働きがあるため、アレルギーに効果が期待できると言われています。花粉症の人は一度試してみてはいかがでしょうか。

抗アレルギー作用

カテキンを多く含む緑茶は「べにふうき」

カテキンは一般的に緑茶に分類されるお茶には豊富に含まれていますが、なかでも含有量が多いとされているのが「べにふうき」と呼ばれる茶葉です。

べにふうきにはスクリクチニンと呼ばれる緑茶カテキンと同じタンニンの仲間と、メチル化カテキンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。

このうちメチル化カテキンは一般的なやぶきた茶をはじめとするほかの緑茶には含まれていない新しい成分で、花粉症などのアレルギー症状を抑制する働きがあります。特に花粉症の方には嬉しい成分ということですね。

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