砂糖か及ぼすメンタルヘルスへの影響
近年、砂糖の摂り過ぎがメンタルヘルスにも影響を及ぼすというお話、ご存知でしょうか?
砂糖の摂取で今まで心配されていたのは、太るとか、虫歯とかアレルギー(アトピーや花粉症)を引き起こすなど、様々ありますよね。
たしかによく「疲れた時に甘いもの」が良いなんて話もあります。
砂糖は脳の栄養になるから、頭を使う時には良いとかね。
しかしこれもちょっと間違っている様で、脳の栄養になるのは「糖」であって「砂糖」ではないし、エネルギーが高まるのは一瞬だけの様です。
また精製された砂糖を摂取していると、筋肉の疲れが逆に取れにくくなるという結果も。
学術誌『Medical Hypotheses』に掲載された最新レビューによると・・・
精製された砂糖の摂り過ぎは、心血管疾患のリスク増加や腸内環境の悪化、全身性炎症の発症を引き起こすほか、インスリン抵抗性を促進してホルモン伝達(特にドーパミン)を妨害するなど、健康に悪影響をもたらすのだそうです。
精製された砂糖を最も多く摂取している女性は、砂糖の摂取量が最も少ない女性に比べて、臨床的うつ病になるリスクが23%も高いことが明らかになっています。
そう、体だけではなく、心に影響を及ぼすという事です。
いろんな角度で精製された砂糖をみても「栄養ゼロの高カロリー食品」で、良いところなし。
しかも欧米では「ホワイトドラッグ」なんて言われる程、依存性の高い食品と言われています。
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摂取量の目安は?
塩分の摂り過ぎは気にしている人は多いかと思いますが、砂糖も摂り過ぎないように日々心がけていくことが大切。
男性は1日小さじ9杯(36g)まで、女性は1日小さじ6杯(25g)までに砂糖の摂取を抑えるのがベスト。
これ以上の量を定期的に摂取していると、冬や雨など憂鬱になりやすい時は特に、普通の人以上に気分が沈みやすくなるみたいです。
最近ではアレルギーやうつ症状の人の治療の一環として、砂糖を完全に排除生活ってのを推奨している病院もあるようですからね。
砂糖を控えたり、ダイエット中で甘いものを我慢したりしても、やっぱり少しはご褒美に甘いものは食べたい!ですよね・・・
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