食品添加物をとりたくない
わたし達は知らず知らずの内に様々な種類の添加物を複合して摂っているという食環境の中で暮らしています 。
例えば植物の実や花や葉っぱを使って色付けしたり、香りづけしたり。
ご飯を黄色くするサフランや、梅干しに入れる赤紫蘇などのように、非常に身近な存在です。
ここでお話するのは、そういう天然由来の添加物ではなく、合成された添加物の事。
そもそも食品添加物とはなにか?と言うと、傷みやすい食品を長持ちさせたり、色や形を良くしたり、風味や香りを安価でかつ嗜好に合わせる為に、食品に加えられる物質で、この食品添加物により、私たちの食生活はとても豊かに、便利に、安価になったのは事実です。
すぐにカビが生えてしまっていた食パンも、1週間経ってもカビが生えなくなったり、お肉がすぐに黒ずまなくなったりするのは、この添加物のお陰。
ですが、知らずに摂り続けているだけでなく、様々な種類の添加物を様々な食品から少しずつ、そして毎日摂り続ける事によって起こり得る影響は、事実として解明されてはいません。
今までにも何十年と使われていた添加物が、体に悪影響だという事が後に分かり、姿を消したものは沢山あります。
また日本では認可されているけれども、欧米では不妊症や発ガン性があると使用が禁止されている物もあります。
国が使用を認めているから大丈夫だという意見ももちろんあるでしょうし、食品添加物を摂取してすぐに体に変化があるわけではありません。
ただ何十年も食品添加物を摂り続けていると、うまく体から除去できずに蓄積されていき、確実に体をむしばんでいく危険性も高いという事です。
できる事ならば食品添加物を摂りたくない。
そう思っている人が近年増加しています。


食品と添加物の違いって何かご存じですか??
それ自身をそのまま食べる事が出来るもの、調理をする事で食べる事が出来るのが食品。
添加物は食品を作ったり、保存したりなど、一定の目的を持って意図的に使われるものの事を言います。
通常はそれ単体を食べる機会がないというのが、食品添加物です。
いまやどの食品の成分表を見ても何かしらカタカナ表記の見たこともないものが入っている世の中。
何を食べているのか?が分かっていないって怖いですよね。
添加物と言っても一概に悪いものばかりではありません。もちろん、国で安全の為の実験が行われたものだけが、その分量や用途を守る事で使用を許可されているのです。
が、危惧されるのは様々な種類を摂取する事により、どのような影響を及ぼすか?ということで、それは実験のしようがないという事です。
そもそも添加物ってなぜ使われるのか?その用途や役割などを見てみましょう。
食品の製造や加工の際に必要なもの
酵素、ろ過助剤、油脂溶出剤、消泡剤や酸・アルカリなどの加工助剤などが含まれます。
豆腐を固める際の凝固剤や、小麦を麺にするときに加えるかんすい、飲料のろ過に使う活性炭などがあげられます。
風味や見た目を良くし、魅力的で品質の良い食品を作るために加えるもの。
着色料・発色剤・漂白剤など、香りを付ける香料、味を良くする甘味料・調味料など、食感を良くする乳化剤・増粘安定剤などがあります。
食品の酸化・変敗、微生物の繁殖による腐敗などを防止して、食品の保存性を高めるためのもの。
保存料や酸化防止剤の他に、殺菌料、防かび剤などがあります。
食品に本来含まれる栄養成分や人に必要な栄養素を、補充・強化する目的で加えるもの。
ビタミンやミネラルを加えた栄養成分を高めた製品に使われたり、アミノ酸などがあります。
これらの役割を果たす添加物ですが、全てが植物や動物など天然素材由来のものではないという事は、知識として知っておいた方がいいと思います。

日本人一人が一日に摂取している添加物は、約100種類19gと言われています。
コンビニなどで食事を済ませてしまう人や加工品を食べる事が多い人などは、もっと多くの添加物を摂取しているかもしれません。
一日たった19gと思うかもしれませんがん、一年では約7kgもの添加物を食べている計算になります。
古来より使われてきた天然由来の既存添加物や天然香料・一般飲食物添加物ならば、まだ安心。
気を付けなければならないのは指定添加物と呼ばれる厚生労働省が指定した添加物です。
こちらについては後ほどお話するとして・・・
これらは単体では動物実験などを介し、安全が確認された上で使用を認められてはいます。
ただし、AとBとZという添加物を同時に摂った場合はどうなるか?というのは、わからないのです。
香料以外の添加物は形や量、味がある訳ではないので、見た目だけではわかりにくく、食べても「あ!これが添加物だ!」とは気づきません。
添加物を食べているという自覚は、普段の食事の中で感じないという人が多いからこそ、私達は危機感を持ちにくいのです。
必ず食品には成分表示があります。先ずはその表示を見るという事、そしてその添加物はどういうものなのか?どういうものか分かった上で摂取するのか?を判断する力が必要です。
私達の体は、食べるもの、飲むものによって新たな細胞を作り出します。
という事は、何を食べ、摂取するのか?という事は少しずつですが体だけでなく思考にも大きな影響を及ぼします。
また大人は判断して選ぶことが出来ますが、子ども達は親の判断したものを、そのまま信じて食べるしかありません。
子ども達の未来は、その食生活を担う大人が握っているという事なのです。

日本で使用が認められている添加物は大きく分けて4つ。
指定添加物、既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物があります。
これらはちょっと可哀想ですが、ラットやマウスなどで実験し、安全性を確認したうえで指定されています。
一度にたくさんの量を食べさせてみたり、継続してずっと食べさせてみたりしながら、これなら安全だろうという量を決めるようです。
継続的に繰り返し与え、調べる毒性検査のほかに、特殊毒性試験というのがあります。
繁殖試験(二世代にわたって与え、生殖機能や新生児に及ぼす影響を調べる)
催奇形性試験(妊娠中の母体に与え、胎児の発生、生育に及ぼす影響を調べる)
発ガン試験(実験動物に一生涯与え続けて発がん性の有無を調べる)
抗原性試験(実験動物でアレルギー性の有無を調べる)
変異原性試験(細胞や遺伝子への影響を調べる)
これらの試験を実施したうえで、厚生労働省がその使用の許可や量を決めています。
指定添加物は、化学的合成品や天然添加物など製造方法の違いに係わらず食品衛生法第10条に基づき、厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定した添加物でなければ、使用することができません。
現在、その指定添加物は454品目(平成28年10月6日改正分まで)あります。
既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物 は天然由来の添加物で長年の食経験で健康被害がなく安全だと認められた添加物の事です。
ただ、天然由来だから安全、合成だから危険というイメージを持つのも危険だと思います。
ただ事実としているのは、複合摂取した場合の試験結果はないという事。
何年・何十年と摂取した時に、一体どういう影響がでるのか?が分からないという事と、現在までにも過去認可されていたのに後から使用できなくなった添加物も沢山あるという事実。
できる限り摂りたくないという人が増えてきているのも、頷けます。

食品添加物を避けたり減らしたりするうえで、3つのポイントに分類が出来ます。
先ずは今の食生活を見直してみましょう。
1>食品を選ぶ時
2>調理をする時
3>食べる時
いきなり全部を頑張らなくても、それぞれのシーンでできる事から始めてみるのがいいかと思います。
食品を選ぶ時
お買い物に行った際に手にした食品や調味料は、どういうもので出来ているのか?をまずは知る事が大切です。
食品添加物を摂らない生活をしようと思うと、野菜や魚、お肉といった素材そのものを活かした食生活をする必要があります。
またその食材選びも大切な事。できる限り農薬や化学肥料が使用されていオーガニックな製品が栄養価も高く、安全です。
また選ぶ際に旬のものを選ぶとか、賞味期限が長いものは避けるといった事も大事ですね。
強力な食品添加物を使う程、賞味期限は長くできますからね。
息子さんのアレルギー体質(アトピー性皮膚炎)とADHD(注意欠陥・多動性障害)をきっかけにオーガニック食品による無添加手作り料理を毎日15年間続けたというある料理家の方は、医師の
「根本治療を目指すならば、食事を通じて体質を変える事」
という言葉を信じ、実践したところ、酷かったアレルギー症状は改善し、同時に発達障害も克服したそう。
それほど「何を食べるのか?」という事は人が生きていく上で重要だという事です。
加工食品を極力避け、手作りをするうえで食材選びはもちろん大事ですが、気を付けなければならない事は調味料。
調味料もお手軽価格のものは、大体余分なものが含まれています。
料理をするうえで調味料を色々と揃えないと!と思う方も多いですが、良い食材と天然の調味料さえあれば、ごく基本的なもので十分美味しいお料理が完成します。
和食の場合はみりんと醤油、そしてお塩は少し値段が高くてもいいものをそろえたいものです。
味噌やお酢なども、昔ながらの製法で作られたものなら成分表を見ても本当にシンプルです。
原材料の表示をみてシンプルな表示でなければ、それは添加物が沢山入っているという証拠。
それらを出来るだけ避ける事から始めてみる、シンプルな食生活にする。
何を自分が体に取り入れているのか?が理解できるものだけを食べるように心がける事だと思います。
調理する時
食品添加物という存在により、便利で簡単に調理ができるもの、また出来上がったものが氾濫しています。
全てを避けるとなると、ちょっと考えただけでも本当に難しい。
しかし、お料理する際にひと手間工夫するだけで、摂取する添加物の量は減らす事が出来るものもあります。
出来れば自分で作れるものは、自分で作りたい所ですが、ハムやソーセージを作ると考えると、ハードルが高すぎると感じる人も多いですよね。
そこでちょっとしたポイントをご紹介しておきたいと思います。
・野菜や果物はしばらく水に浸す
・ハムやソーセージなどは数秒間お湯に通す
・かまぼこなどの練り製品などは下茹でしてから使う
・たくあんやお漬物などは、しっかりと洗い流す
・麺などを茹でたお湯はスープに使わない
などなど。
加工品の中でも添加物の少ないものもありますが、どうしても多いものを食べるならば、調理の時に一手間加える事で、減らす事が出来るのです。
すべてを手作りにするとなると、仕事や家事で忙しく時間に追われている女性にとっては、なかなか現実的に難しい。
無理の無い範囲で手作りできるものは手作りし、出来ないものはできる限り添加物の少なそうな食材に頼るというバランス感覚が大事なのかなと思います。
食べる時
食品添加物を摂取しない生活は、正直なところ本当に難しい時代。
でも食べ方を工夫する事で、体に蓄積されないようにする事も実は出来ます。
それはよく噛んで食べる事。そして食物繊維をしっかりと摂るという事です。
よく噛む事によって唾液が分泌されますが、その中の酵素には発ガン性物質の毒性や食品添加物等を除去する働きがあると考えられています。
また食物繊維には口に入れた食べ物に混ざった添加物や農薬、ダイオキシンなどの毒物を吸収し、体の外へ出す働きがあるとも言われています。
よく噛んで食べる事、食物繊維を積極的に食べる事は、自分の体が本来持っている不要なものを除去するパワーを高めるという事に繋がるのです。

自然に限りなく近い形で無理なく作られた食品を食べたいと思うのは、健康を望む人であれば当然の事。
今の時代、「安全な食品」と「健康を維持できる食品」は別物だと言わざるを得ないのです。
健康という視点で食品添加物を見た場合、積極的に摂取する理由が見当たらないのです。
そして日々の積み重ねで摂取した添加物は、簡単には体の外にへ出て行ってくれません。
後になって危険性を指摘され、使用が禁止になった添加物があったとしても、体からは簡単には取り除けないのです。
実際にいま日本で認可されている食品添加物の中でも、海外では使用を禁止されている物もあります。
安全性の定義は、国によって様々。
特にヨーロッパなどは非常に厳しい傾向にあります。
美味しければいいという選び方から、健康を維持できるという選び方に切り替えていく、それが大事だと思います。
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添加物はなるべく摂りたくないんダネ〜。 |
宗田節


かつお節にはいろいろな種類があることをご存知ですか?マグロの幼魚から作られる「鮪節」や、ごま鯖という種類の鯖から作られる「鯖節」、そしてお馴染みカツオから作る「かつお節」。和食の料理人さんたちはこういったいろいろな種類のかつお節を上手に使い分けることで美味しいお料理に仕上げているそうです。
そんなかつお節のなかでも、メジカ(ソウダガツオ)から作られた魚の節のことを「宗田節」と呼びます。メジカはカツオと比べて血合いが多いため、節からとれる出汁はコクがあって香りも濃厚!昔から高級旅館や老舗蕎麦屋でも多く使われてきました。
オーガライフでは、高知県土佐清水で水揚げされたメジカを漁港の近くでボイルし、雑味の元となる内臓や中骨をきれいに取り除いた後、乾燥、燻し、天日干しして仕上げた宗田節を瓶の中に封入。お醤油を注げば香り高い出汁醤油が作れるセットでお届けしています。
炊き立てのご飯に卵と宗田節を使った出汁醤油をかければ、普段とは一味も二味も違うこだわりの卵かけご飯に!煮物やお吸い物の仕上げにもおすすめです。出汁醤油として楽しんだ後は、中の宗田節を取り出しておつまみとしてお召し上がりいただけます。
「土佐清水発 だしが良くでる宗田節」は1本1本丁寧に和紙袋に入れて個包装してお届けしていますので見栄えも抜群!そのまま贈り物として、手土産としてお渡し頂けます。
黒にんにく


白いにんにくを長時間発酵・熟成させたものが「黒にんにく」です。黒にんにくと聞くと「ニンニク特有の匂いが強そう…」と思う人も多いかもしれませんが、実は黒にんにくにはあの独特な匂いが全くありません。それどころか長時間熟成させることでにんにく本来の糖度が増すため、まるでドライフルーツを食べているかのようなジューシーさと甘さが楽しめるんです!
また、黒にんにくにすることで白いにんにくが本来持っている栄養素が活性化されることがわかっています。例えば黒にんにくには、年齢からくるシワやたるみといったお肌のトラブルと戦ってくれる成分として注目されているポリフェノールが白い生のニンニクの約5倍以上、S-アリルシステインは約3倍以上も多く含まれているんです。また、黒にんにくはアミノ酸の1種であるアルギニンも生の白いにんにくと比べて約3倍も多く含有しているため、「最近疲れやすいな」「体力が落ちているかも」とお悩みの方にもオススメ!
黒にんにくは白いにんにくとは違って独特の匂いが無いうえ、胃への刺激も少ないため、子供から年配の方まで幅広い年齢層の方にお召し上がりいただけます。
えごま油


えごま油とは「えごま(荏胡麻)」という青じそに似た植物の種子から抽出される植物性の油です。えごま油の美容や健康効果はメディアでも多数紹介され、特に健康に敏感な人たちの間で一時期大きな話題となっていました。実際にえごま油にはどんな嬉しい効果が期待できるのでしょうか?
まずえごま油の特徴において、特筆すべきは「αリノレン酸」が豊富に含まれていることにあるでしょう。αリノレン酸とは青魚に多く含まれているEPAやDHAと同じくオメガ3脂肪酸のひとつで、人の体内では作り出すことができない栄養素なので、食事から摂取する必要があるものです。具体的な働きとしては血流を良くしたり、精神的な落ち込みを緩和したりといった健康的な作用が際立っています。また、αリノレン酸は肌を乾燥や炎症から守ってくれる効果もあるため、肌を美しく保ちたいという方にもオススメです。
ちなみにオメガ3脂肪酸自体が現代人に不足しがちな成分でもあるので、日常の食生活改善という面でもえごま油はオススメですよ!
べにふうき(紅富貴)


緑茶でお馴染み「カテキン」の含有量が特に多い「べにふうき」。一見すると普通の緑茶のようですが、実は一般的に良く飲まれている「やぶきた茶」には無いすごい成分がべにふうきには含まれていることが分かっています。
それが「メチル化カテキン」です。もともとべにふうきはカテキン含有量が多いお茶として知られていますが、そのなかでもタンニンの一種であるスクリクチニンとメチル化カテキンは特に豊富に含有しているそうです。このうちメチルカテキンは炎症を抑える作用が、スクリクチニンは体内で抗体を抑制する作用があるため、どちらも花粉の季節のつらい悩みを緩和してくれる効果が期待できます。
そのため、べにふうきは「目や鼻に不快感がある」「花粉の季節がつらい」という人には特にオススメです。また、カテキンには強い殺菌作用があるため、腸内の悪玉菌を減らし腸内環境を整えてくれるといううれしい効果も。さらにカテキンは脂肪細胞を活性化させる働きもあるため、ダイエットしたい方には一石二鳥にも三鳥にもなる優れものなんです!
べにふうきは通常の緑茶より渋みが強いこともありますが、それもカテキンが多く含有されているからこそ!もちろん渋みだけでなく、酸味や甘みも楽しめるので飲みやすさも抜群です。