便秘を解消したい
日本女性の60%以上、そして小学生の16%以上が悩んでいるというお腹の悩み。
お腹がすっきりしないのはどういう状態なのか??と言いますと、何日もスッキリしないだけでなく、お腹が張ってしまったり等、苦痛や不快感がともなう場合もあります。
個人差はあるものの、週に3回未満と言う人は要注意!いずれ治るだろうと放置していると、様々な病気の元にもなるのに、病院に行く方はわずか数%なのだそう。
生活習慣や食事・運動の影響、そしてストレス。まさに現代病と言えるお腹の悩みは、女性にとっては天敵!
お肌の状態が悪くなる、お腹がぽっこりする、ガスがたまりやすい、体の臭いが気になる、などの症状だけでなく、大腸ガンなどの大きな原因にも。
またお腹がスッキリしないと、イライラしたり、自律神経が乱れるなど心にも大きな影響を与えます。
また腸に溜まっている状態で、いくら体にいい物を摂取したところで、きちんと吸収されません。
健康と美容の為には、まずスムーズな排便が一つの目安。
ダイエットを成功させるには、まず腸を整え、お腹をすっきりさせましょう!


病気などが原因であるものは別として、慢性的なものは一般的には大きく分けて3つのタイプがあります。
まずは自分のタイプを知る事が、改善の早道です。
弛緩性(しかんせい)
腸がたるんでしまい、便を送り出す力が弱まったり、便意を感じにくくなってしまうタイプのこと。
その為、腹筋の弱い女性や高齢者に特に多く、ほとんどの場合がこれに当てはまります。
大腸の動きが鈍く食べたものの進み具合がゆっくりで、体内に留まる時間が長い為、腸内の水分を吸収してしまい、腸が硬くなってしまい、お腹が張ることも多いです。
無理なダイエットをした事でお腹がすっきりしなくなってしまったと言う人はこのタイプが多いですね。
対策としては
1不溶性食物繊維を摂る
2ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動
3腹筋などのトレーニング
筋力不足が大きな原因なので、軽い運動を続けながら食物繊維と水分をしっかり補給する事で改善される事が多いです。
直腸性
小さいお子さんや、若い女性に多いタイプで、あと少しで出るという位置まで来ているのに、直腸の神経が鈍って便意を感じにくくなるために起こるタイプ。
家でしかトイレに行けない、お腹が痛くても我慢する癖があると言う人は、このタイプになりやすいです。
確かに授業中や就業中にトイレに行きたくなっても、ついつい我慢してしまうのも頷けます。
また、いきんでもなかなか出てこないという場合もこのタイプの可能性が高いです。
直腸性は、直腸に大量に溜まってしまうことでどんどん水分が失われて硬くなり、停滞して動かなくなってしまいます。
対策としては
1便意を感じたら我慢せずにトイレに行く
2水溶性食物繊維を摂る
3水分を積極的に摂る
腸全体としては活動して外へ出ようとしているものの、出口付近で渋滞を起こしている状態。
スムーズに外に出せるように我慢せずにトイレに行く習慣をまずは心がけましょう。
痙攣性
若い人に比較的多い痙攣性。腸が緊張状態でスムーズに動かず、まるでウサギの糞の様なコロコロとしたものが出るといった症状があります。
出ているから大丈夫!と思ったら大間違い。
ストレスや疲れなどの精神的な影響が原因である事が多く、それを原因とした自律神経の乱れにより、大腸が緊張している状態です。
その為、腹痛が伴ったり、スッキリしたと思ったら、今度はお腹を下してしまう事も。
対策としては
1水溶性食物繊維を摂る
2ストレス解消法を見つける・ストレス要因を排除する
3リラックスする
4睡眠をしっかりとる
心身ともに健康状態ではないという事のひとつのサインなので、きちんと対処したいものです。
![]() |
![]() |
お腹がすっきりしないときは、美味しいものもいっぱい食べれないタネ~。 |
ごぼう茶


煮物やてんぷらなどにして頂くことが多いごぼう。そもそもごぼうには食物繊維や腸内で善玉菌のエサとなり増殖のサポートをするオリゴ糖が多く含まれているので、「お腹をすっきりさせたい!」という方には特におすすめな野菜です。
もちろんごぼうの魅力はそれだけではありません!ごぼうには身体の酸化を防ぐ作用を持つ「サポニン」という成分も多く含まれているため、エイジングケアにも最適!さらにごぼうに含まれているイヌリンは利尿作用があるので、体のめぐりを良くする効果も期待できます。
そのほか、ビタミンEやビタミンB群、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リンなどごぼうにはいろいろな栄養素が豊富に含まれています。
しかしゴボウに含まれている栄養素の中には、皮をむいて調理してしまうと成分自体が失われてしまうものもあります…。例えばサポニンはゴボウの皮に多く含まれているので、キレイに剥いてしまうとせっかくの成分が台無しになってしまうんです。
そこでおすすめなのが「ごぼう茶」です。ごぼう茶ならごぼうを皮ごとお茶にしているので、ごぼう本来の栄養素をたっぷりと摂取できちゃいます!
ノンカフェインなので夜寝る前に飲んでもOKですよ!
タイガーナッツ


栄養価が非常に高く、ビタミンC・E・Bやオレイン酸、カリウム、食物繊維・カルシウムがたっぷりのタイガーナッツ。
ビタミンCはコラーゲンを作るのに不可欠!ビタミンEは体内の脂質が酸化するのを防ぎ、エイジングケアをサポートする栄養素。
ビタミンBはタンパク質からエネルギーを作り出したり、筋肉や血液が作られるときに働いてくれます。
実はタイガーナッツは木の実ではなく野菜の一種。
カヤツリグサの塊茎なんです。なのでナッツに比べてカロリーはぐんと低め。
噛んだ時にほんのり感じる甘みからわかる様に糖質も含まれているのですが「難消化性でんぷん」なので、小腸で消化されにくく、体に必要な分のエネルギーだけ吸収されるという優れもの。
食物繊維も不溶性食物繊維なので、胃や腸に入ると水分を吸収して膨らみ、満腹感を得られるだけでなく、頑固なお腹もすっきりさせてくれるんです!
また多く含まれているオレイン酸はオリーブオイルやナッツ類に含まれるものと同じく、不飽和脂肪酸の中で最も酸化しづらいもの。
血中の悪玉コレステロールを取り除いたり、血流をサラサラにしてくれる成分で、腸内環境改善をサポートしてくれます。
まさに美容と健康を手に入れたい女性の為のスーパーフードと言えるでしょう。
なたまめ茶


「なたまめ茶」がどんなお茶なのかピンと来ないという人も多いのではないでしょうか?なたまめ茶とはサヤが刀に似た形をしている「なたまめ」という豆から抽出されたお茶です。なたまめは古くから中国で漢方として使用されていた植物で、400年以上前の文献にも書き記されています。
そんななた豆には健康や美容の面で注目されている成分がたっぷり含まれているんです!例えばアミノ酸の一種で膿を排出作用がある「カナバニン」や特定の糖類に結合する作用があるタンパク質「コンカナバリンA」はなたまめだけにしか含まれていない成分で、どちらもお口の中のトラブル解消に効果が期待できます。さらになたまめは現代人が不足しがちなリンや鉄、カルシウム、カリウムといったミネラルも豊富に含有しているので、日々の栄養補給にもぴったり!また、なたまめの4分の1は食物繊維なので、お腹をすっきりさせる効果も期待できますよ♪
これだけ良いところ尽くしのなたまめですが…なかなか日常生活でたっぷりと食べる機会はないですよね。そこでおすすめなのが「なたまめ茶」です!
なたまめ茶はノンカフェインで副作用も特にないため、お子さんや子育て中のママさんにもおすすめ!飲みやすい口当たりも魅力の健康茶です。
どくだみ茶


日本三大薬草の1つとされる「どくだみ」。調理して頂くこともあるどくだみですが、古くから葉を乾燥させてからお茶として頂くのが一般的です。
一方で、「どくだみ茶って苦みが強そう…」こんな風に思っている人も多いかもしれません。確かにどくだみ茶には口に入れると独特の風味があるという特徴もありますが、それ以上に健康・美容ともにうれしい効果があることをご存知でしょうか?
どくだみ茶にはカルシウム、亜鉛、マグネシウムといったミネラルが豊富、さらにはデカノイルアセトアルデヒドやクエルシトリン、イソクエルシトリンなどフラボノイドも類もたっぷり含まれています。なので「最近少し太り気味かも」「お腹がスッキリしない」「肌トラブルがなかなか良くならない」という方には特にオススメ!
また、どくだみ茶には余分な老廃物を体外へ排出する作用があるカリウムも多く含まれているので、身体の巡りを良くしてお肌のケアにも役立ちます。さらに特に女性は積極的に摂取しておきたい鉄もどくだみ茶にはたっぷり含まれているんです!
ちなみにどくだみ茶はノンカフェインなので、お子さんや子育て中のママさんも安心してお飲みいただけますよ♪
おからパウダー


日本のスーパーフードともいえる大豆由来製品のおから。体に良い、美容に良いと知ってはいても、なかなか口にする機会がないという方の方が多いのではないでしょうか?
おからは腸をお掃除してくれる食物繊維だけでなく、イソフラボンや骨の形成に欠かせないカルシウム、マグネシウムといったミネラルも豊富、何より良質なたんぱく質はダイエットには必須の成分です。
またサビない身体作りのための成分として注目されるサポニンや、身体のめぐりを促す大豆ペプチド、腸内環境を整えてくれるオリゴ糖などなど、そのポテンシャルは目を見張るものがあります。
が、やっぱり食べる機会はなかなかないですよね。
そこでおススメなのが「おからパウダー」です。
水分と一緒に摂取すると、お腹の中で膨れるので、満腹感を得られるのも嬉しいですよね。
女性らしさを高めてくれるイソフラボンは髪質や肌質を良くしたり、更年期障害の症状を和らげてくれる優れもの。
大豆たんぱく質は満腹感を持続させ、食欲を調整する働きがあるだけでなく、筋力維持のサポートにもなるので、運動をして体を引き締めたい人は積極的に摂りたい成分です。
毎日の食事にひとさじ加えるだけで簡単にはじめられる手軽さが魅力です!
- 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。
- スペースキーを押してから矢印キーを押して選択します。