身体をあたためたい

身体をあたためたい

体の冷えは万病の元。

いまや寒い冬だけでなく、夏も冷えで苦しんでいる人が多いですよね。

ある調査では自分が冷え性だと感じる人が女性で約66%、男性で約43%という結果が。※1

また別の調査では女性の7割、男性の3割強が冷えに悩んでいるとの結果が。※2

冷えはガン、脳血管障害、心疾患等多くの病気の根源では?と言われています。

冷える事で抵抗力が下がり、風邪などの疾病をもらいやすくなるだけでなく、肩が凝ったり、おなかが弱ったりなど、様々な症状に繋がります。

西洋医学では「冷え」に該当する病名や概念が無いのは、診断の仕方や検査方法、そして治療方法がないから。

しかし東洋医学では冷えは病気の原因だと考え、漢方薬や鍼灸など、冷えに対抗する様々な方法が取り入れられています。

薬を飲んだら治るというものではないという事が、ここからも読み取れますよね。

さて万病の元の冷え、どうしたらいいのでしょうか??

※1 株式会社ニッセン調べ
※2 養命酒製造株式会社調べ

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冷えがあるという事は??

冷えがあると言っても症状は様々。

手足が冷える、しもやけができやすい、おなかが冷えて下痢になる、肩がこる、腰痛や足に痺れを感じる、風邪をひきやすい等など。

そもそも冷えると体の中はどうなっているのでしょうか??

まず、血流が悪くなって血液がドロドロに。そのせいで体に必要な栄養素や酸素が体の隅々に運ばれなくなります。

体の流れが悪い為に、外に出すべきものも排出が滞り、体内に蓄積します。

体のめぐりが悪くなる事で、上から何を塗っても、中に何を摂取してもあまり効果の出ない 綺麗なお肌や美髪が遠い存在の体質になってしまいます。

実は手先が冷えるという事は、内臓が冷えているという事。

内臓の動きに必要な熱量が足りない為に、生命維持に不可欠な部分に熱を集めようとする為、手先から冷えていくと考えられています。

体の抵抗力を決定するのは腸の状態と言われていますが、内臓から冷えてしまうという事はその抵抗力も低下してしまい、体温が一度下がると通常の30%ダウンとも。

冷えが酷くなると、疲れが取れない、不眠やイライラ、集中力欠如、食欲不振、目の下のクマ、偏頭痛、胃腸の働きが悪くなるなど様々な症状に繋がります。

健康だけではなく、美容にも大敵の冷え。美しくなるにはまず冷え対策!って事ですね。

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なぜ冷える?

冷える理由は大きく分けると3つ。

一つは体内で必要な熱を作ることが出来ない場合です。

一日のエネルギーの消費の60~70%は、体の中で発生するものだそうで、その中でも筋肉から発生するものが約38%と1番多く占めています。

2番目の肝臓でも約12%のエネルギー消費という事を考えると、いかに筋肉でエネルギーを消費しているのか?がわかりますね。

という事は、筋肉量が少ない女性は、そもそも生み出すエネルギー量が少なくなりがち。

しかも間違ったダイエットなどで筋肉量をさらに減らしてしまうと、慢性的な冷えに悩む事になります。

二つ目は折角生み出した熱を全身に届けられない場合。

これは日常生活の中に理由があり、自律神経が乱れて血流が滞る事でおきます。

例えばエアコンが良く効いた室内と、暑い屋外を出入りする事で、血管が広がったり縮んだりして負荷がかかるのも、バランスが崩れます。

また不安感やストレスが原因となり自律神経が乱れるのも、要因の一つです。

また脂肪分や塩分、糖分の多い食べ物も注意。ついつい食べ過ぎてしまい、それらを消化するために、血液が胃腸に集まってしまうことにより、筋肉への血液供給が減ります。

筋肉に血液の供給が減ってしまう為に、エネルギーを届ける事が出来ないという悪循環。

食べ過ぎには注意!冷え対策だけではなく、健康維持や美容的な側面からも食生活は非常に大事だと思います。

三つ目に熱が逃げやすい場合。

皮下脂肪が多い女性の場合特にですが、皮下脂肪には断熱効果はあるものの、血管が殆ど無い為に熱が加わっても全身には伝わりにくい傾向があります。

またセルライトと呼ばれている皮下脂肪は、脂と水分と老廃物が冷えて固まったもの。

エネルギーに変わりにくく、水分をたっぷり含んでいる為に、外からの熱は断熱するものの、内部の熱を奪ってしまう事に。

その結果、冷えてさらに皮下脂肪が拡大しやすくなるという悪循環を及ぼします。

また水分が十分に排出されず体にため込んでしまっている場合も同じです。

汗をかいたりして、きちんと摂取した分の水分を排出で来ていればいいのですが、運動などをする機会がなく、排出が十分にされない場合は冷えの原因となってしまいます。

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夏なのに

最近では夏なのに体が冷えるという方も多いですね。

それは夏ならではの理由が沢山あります。

先ずは毎日の飲み物や食べ物。つい暑いからといって温かい食事を避け、冷たい食べ物や飲み物を摂りがちです。

また、夏野菜は体を冷やす野菜が多く、昔ながらの生活をしている人にとってはありがたい存在ですが、冷房が良く効く室内で過ごし、冷蔵庫で冷えたドリンクや食べ物を簡単に摂取できる今の環境では、摂取のバランスに気を配る必要があるかもしれません。

ちなみに体を冷やすと考えられている野菜の一例をあげると
きゅうり、トマト、なす、ゴーヤ、モヤシ、おくら、小松菜、報連相、レタス、キャベツ、白菜、大根などなど。

果物ではバナナ、パイナップル、マンゴー、すいか、レモン、グレープフルーツ、柿、梨、キウイ、メロンなどです。

飲み物も要注意!温かくても冷えるものはあります。例えば麦茶やコーヒー、牛乳や豆乳などは、温かくしても体を冷やす飲み物です。

もちろん冷たくしたほうが美味しい飲み物の殆どが体を冷やします。

ちなみにアルコール部門で言うと、温めるのは赤ワインや日本酒、紹興酒。冷やすのは白ワインやビール、ウィスキー、焼酎です。

同じワインでも赤と白で違うって、面白いですね。

これらを摂取する機会が多いなら、飲み物を常温にするとか、意識して温かいものを口にするなど、冷えすぎないように注意しましょう。

次に夏はお風呂に浸からずにシャワーで済ませてしまうのも原因の一つ。

湯船に浸かる事は、全身の血行やめぐりを促し、体温を上げることにつながるのですが、ついつい頻繁に汗をかく夏はシャワーで済ますという人も多いはず。

また夏は水着や薄着になるからと、急激にダイエットしちゃうという人も夏に冷えやすい体に。

間違ったダイエットによって筋力が急激に減少してしまう事で、夏に冷えに悩まされるという人も女性の場合は多いです。

夏は暑すぎて運動が出来ないと、避けている人も同じくです。

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冷えを解消するには??

様々な要因で冷えは起こるという事はご理解いただけたと思います。

ただ生活環境は人によってそれぞれ違うので、自分の毎日の衣食住の中から自分に合った対処方法を見つける事が大事です!

誰にもお勧めしたいのは朝目覚めたあとに、1杯のお白湯もしくは水(夏)を飲むというもの。

冬場は暖かいお白湯を朝一番で入れる事により体の芯から温まります。

胃や腸から温める事により、冷えを解消する事が出来るからです。

夏でももちろんお白湯でいいのですが、水でも効果があります。

胃の中に水が入る事で、体温が下がったと胃や腸が感知し、体温を上げようと体内スイッチが入るからです。

が、血圧も上昇する可能性があるので、高血圧の方はご注意を。

また体を温めるものを摂取する事。

コーヒーが好きな人は、体を温めてくれて健康・美容もサポートしてくれる玄米コーヒーにするとか、エイジングケアやダイエットで注目され、サポニンを多く含むごぼう茶を飲むなど。

玄米やゴマなどの穀物類、味噌などの大豆製品やニンニク、生姜やドライフルーツなど、積極的に日常の食生活に取り入れる事で、体質を改善していく事は重要だと思います。

ちなみに・・・生姜ですが冷えを解消する為に摂取をするのであれば、蒸して干した「乾姜(かんきょう)」でないと体を温める作用は低いです。

生姜に含まれるショウガオールという成分は、生や火を通しただけの生姜では十分に摂取できず冷えに対して効果が感じられません。

食べたり飲んだりするものが、結局は体を構成するので、先ずはここから意識を変えていきましょう。

出来れば体温以上のものを食べる、飲むというのも、出来るだけ心がけたいものです。

また適度な運動習慣も必要。

自転車で移動するところをウォーキングに変えてみるとか、軽いストレッチや筋トレをしてみる、腹式呼吸をするなどもいいですね。

とにかく筋肉量を減らさないという事はとっても大事です。

またゆっくりとお風呂に入る事も、直接体を温める事にもなりますし、自律神経を整えたり、ストレスを解消するにも役立ちますので、非常に有用だと思います。

カーディガンやストール、ブランケットなど温度管理を自分の体調に合わせて出来るグッズをそなえておくという事も、大切ですね。

質の高い睡眠や、いいストレス解消法を持っておくという事も大事だと思います。

たねお一押し!身体を温める、ぽかぽか食材

説明するたねお

キレイを目指す女性にとっては体の冷えは天敵なんダネ〜。

寒い冬だけじゃなくて、夏も冷えちゃうって、びっくりダネ。

体を温めるにはいろんな方法があるみたいだけど、身体の中から、優しく温めてぽかぽかになれる、ぼくのおすすめ食材たちを紹介するダネ〜。

玄米コーヒー

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「玄米コーヒー」に馴染みが無い方も多いのではないでしょうか。玄米コーヒーとは玄米が入ったコーヒー…ではなく、玄米を黒くなるまで焙煎し作った飲み物のことを言います。

黒くなるまで焙煎した玄米は、中国では「玄神」という名で昔から妙薬として活用されてきた歴史があります。玄米コーヒーは通常のコーヒーとは違ってノンカフェインなので、現在子育て中のママさんや美容に敏感な人たちの間で人気を集めているようです。

そんな玄米コーヒーには美容の面でうれしい効果も。例えば玄米コーヒーにはフィチン酸という成分が多く含まれています。このフィチン酸は毒素と一緒に身体に必要なミネラルも排出してしまうという成分ですが、玄米を焙煎することで毒素のみを排出するように変化するという面白い特徴も。また、玄米を焙煎し玄米コーヒーにすることで、食物繊維やビタミンEの含有量も増えるため、デトックスやダイエット効果、お腹をすっきりさせる効果も期待できることが分かっています。

玄米コーヒーは陽性飲料なので、血液をサラサラにしたり身体を温めてくれたりと健康面でうれしい効果も。程よい苦みと独特の風味が味わえる玄米コーヒー、毎日のコーヒーの代用品としてもオススメです。

ごぼう茶

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煮物やてんぷらなどにして頂くことが多いごぼう。そもそもごぼうには食物繊維や腸内で善玉菌のエサとなり増殖のサポートをするオリゴ糖が多く含まれているので、「お腹をすっきりさせたい!」という方には特におすすめな野菜です。

もちろんごぼうの魅力はそれだけではありません!ごぼうには身体の酸化を防ぐ作用を持つ「サポニン」という成分も多く含まれているため、エイジングケアにも最適!さらにごぼうに含まれているイヌリンは利尿作用があるので、体のめぐりを良くする効果も期待できます。

そのほか、ビタミンEやビタミンB群、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リンなどごぼうにはいろいろな栄養素が豊富に含まれています。

しかしゴボウに含まれている栄養素の中には、皮をむいて調理してしまうと成分自体が失われてしまうものもあります…。例えばサポニンはゴボウの皮に多く含まれているので、キレイに剥いてしまうとせっかくの成分が台無しになってしまうんです。

そこでおすすめなのが「ごぼう茶」です。ごぼう茶ならごぼうを皮ごとお茶にしているので、ごぼう本来の栄養素をたっぷりと摂取できちゃいます!

ノンカフェインなので夜寝る前に飲んでもOKですよ!

甘茶

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古くからお釈迦様の誕生日である「灌仏会」にお祝いとして使われてきた甘茶が、今美容のトレンドに敏感な芸能人やモデルの間で話題となっています。それもそのはず、甘茶には女性にうれしい栄養素がたっぷりと含まれていることが分かっているんです!

例えば甘茶には「サポニン」という成分が多く含まれています。サポニンはコレステロール値を下げたり脂肪を溜めにくくさせるほか、心身をリラックスさせる効果もあるという優れもの。胃腸の働きを良くする作用もあるので、お腹をすっきりさせたい方へもオススメです。

さらに甘茶に含まれているルブソシドという成分は、花粉の季節のつらい症状を緩和してくれる効果が高いと言われています。また、甘茶には甘味成分として「フィロズルチン」と「イソフィロズルチン」が含まれているのですが、これらは砂糖のおよそ200倍以上もの甘みを作り出しているのだとか!にもかかわらずカロリーは0なので、ダイエット中に甘いものが食べたくなったときに強い味方になること間違いなしです!

さらに甘茶には保湿や柔軟作用もあり、その効果の高さは化粧品に使用されることもあるほど!甘茶はお肌が荒れやすいダイエット中をサポートしてくれる要素もばっちりな、ポテンシャルの高いお茶と言えます。

黒にんにく

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白いにんにくを長時間発酵・熟成させたものが「黒にんにく」です。黒にんにくと聞くと「ニンニク特有の匂いが強そう…」と思う人も多いかもしれませんが、実は黒にんにくにはあの独特な匂いが全くありません。それどころか長時間熟成させることでにんにく本来の糖度が増すため、まるでドライフルーツを食べているかのようなジューシーさと甘さが楽しめるんです!

また、黒にんにくにすることで白いにんにくが本来持っている栄養素が活性化されることがわかっています。例えば黒にんにくには、年齢からくるシワやたるみといったお肌のトラブルと戦ってくれる成分として注目されているポリフェノールが白い生のニンニクの約5倍以上、S-アリルシステインは約3倍以上も多く含まれているんです。また、黒にんにくはアミノ酸の1種であるアルギニンも生の白いにんにくと比べて約3倍も多く含有しているため、「最近疲れやすいな」「体力が落ちているかも」とお悩みの方にもオススメ!

黒にんにくは白いにんにくとは違って独特の匂いが無いうえ、胃への刺激も少ないため、子供から年配の方まで幅広い年齢層の方にお召し上がりいただけます。