深い青色が魅力のバタフライピーのハーブティーは、レモンを加えると紫色に変わる不思議な飲み物。
この記事では、バタフライピーの色が変わる理由や、レモン以外の組み合わせも紹介しながら、簡単に作れるフォトジェニックなドリンクのレシピをご紹介します。
バタフライピーとは?
バタフライピーは、マメ科チョウマメ属の植物で、その青い花が蝶の羽を広げたように見えることからその名がつきました。
タイでは庭先や公園でよく見かけることができ、日常生活に溶け込んでいます。
バタフライピーの花を乾燥させて作るハーブティーは、「国王のおもてなしのお茶」としても知られ、美髪や美肌効果があるため、特に若い女性に人気です。
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Kaorino バタフライピー
レモンやライムを入れると、アントシアニンがクエン酸と反応することで、青色から赤紫色に変化するバタフライピー。その不思議さや美しさから、SNSで注目を集めている話題のハーブティーです。
色が変わる理由
バタフライピーのハーブティーの深い青色は、アントシアニンという天然色素によるものです。
アントシアニンは植物が紫外線から実を守るために蓄える成分で、ナスや紫キャベツなどにも含まれています。
バタフライピーに含まれるアントシアニンは、特に安定性に優れたテルナチンという種類です。
このアントシアニンは、アルカリ性の状態で深い青色を呈し、酸性のものを加えると化学反応を起こし、色が変わる特性があります。
レモンやライムの果汁に含まれるクエン酸がこの反応を引き起こし、青色のハーブティーが紫色に変わるのです。
レモン以外の組み合わせ
バタフライピーの色の変化を楽しむために、レモンやライムの果汁を加える方法はよく知られていますが、他にも様々な組み合わせで楽しむことができます。
**バタフライピー×オレンジジュース**
あらかじめオレンジジュースを注いで氷を入れておき、氷に当てるようにバタフライピーを注ぐときれいな2層のドリンクになります。
**バタフライピー×梅干し**
梅干しに含まれるクエン酸があっという間に、バタフライピーを深く濃い紫色へ変えていきます。
**バタフライピー×シークワーサーやグレープフルーツ**
これらの酸味のある果汁を加えることで、オリジナルドリンクを作ることができます。
簡単に作れるドリンクレシピ
バタフライピーを使ったフォトジェニックなドリンクを簡単に作る方法をご紹介します。
**材料:**
- バタフライピーの乾燥花:大さじ1
- 熱湯:200ml
- レモン果汁:適量
- 氷:適量
**作り方:**
1. バタフライピーの乾燥花をティーポットに入れ、熱湯を注ぎます。
2. 5分ほど蒸らして、深い青色のハーブティーを作ります。
3. グラスに氷を入れ、ハーブティーを注ぎます。
4. レモン果汁を少しずつ加え、色の変化を楽しみます。
バタフライピーの健康効果
バタフライピーに含まれるアントシアニンは、抗酸化作用があり、冷え性のケア、目のケア、アンチエイジング、メタボ/肥満予防、血行促進、血栓症予防、肝機能改善、むくみ改善などの効果が期待されています。
また、レモン果汁に含まれるクエン酸は疲労回復に効果的です。
バタフライピーとレモンを組み合わせたハーブティーは、一日の疲れを癒す一杯として最適です。
まとめ
バタフライピーのハーブティーは、その美しい青色と、レモンなどの酸性の果汁を加えることで紫色に変わる魔法のような特性が魅力です。
簡単に作れるフォトジェニックなドリンクとして、また健康効果も期待できるため、日常のリラックスタイムにぜひ取り入れてみてください。
バタフライピーの色の変化を楽しみながら、心も体も癒されるひとときを過ごしてみませんか?
今回はバタフライピーとレモンで作る魔法のハーブティーについてご紹介しました。ぜひ、お試しください。