花粉症に効くと最近注目されているべにふうき茶。
しかし実際にべにふうきとはどのようなお茶なのか、どうして花粉症に有効だと言われているのか詳しくご存じではない方も多いと思います。
そこで今回は、べにふうき茶の効能や種類、飲み方などを紹介していきます。
「べにふうき」とは?
「べにふうき(紅富貴)」は日本で生まれた茶葉の品種です。
もともとは紅茶用の品種として開発された品種で、1993年に命名、1995年に紅茶・烏龍茶系品種として品種登録 (種苗登録) されました。
最近は、このべにふうきに含まれているメチル化カテキンという成分が、花粉症対策に有効だということで注目を集めています。
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風土日和 べにふうき茶
風土日和シリーズ 国産べにふうき緑茶は、静岡県産の厳選された茶葉のみを使用し、独自のシーマ製法で微粉末加工したべにふうきです。 近年話題を集めているメチル化カテキンが豊富に含まれているべにふうき。そんなべにふうきの茶葉を独自のシーマ製法で微粉末加工しているため、べにふうきの栄養を丸ごと摂取できます。
メチル化カテキンとは、ほとんどの植物の苦みや色素を作り出している成分であるポリフェノールの一種です。
そもそも緑茶の中には「エピカテキン」「エピガロカテキン」「エピカテキンガレート」「エピガロカテキンガレート」という4つの形が異なるカテキンが含まれています。
この中でも緑茶に最も多く含まれている「エピガロカテキンガレート」がメチル化したものがメチル化カテキンです。
べにふうきが花粉症に良い理由
メチル化カテキンには、体内でアレルギー反応を引き起こす原因となる物質であるアレルゲンによって分泌される、ヒスタミンの生成を抑える作用があります。
ヒスタミンの生成が抑えられると、鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった花粉症の症状が出にくくなるので、花粉症対策に有効だと言えます。
また、メチル化カテキンはスギだけでなくヒノキ、イネ、ブタクサなどの花粉症に有効です。さらにハウスダストやダニなどのアレルギー症状にも効果が期待できると言われています。
メチル化カテキンにおいては、実際に人体への効能が実験によって試験されているので、確かな効果が期待できそうですね。
花粉症のお薬との違いは?
花粉症のお薬として処方・市販されているものの代表例が、アレグラやアレジオン、ストナリニなどです。
これらは一般的に分泌されたヒスタミンの症状を和らげる「抗ヒスタミン剤」に分類されます。
べにふうきと抗ヒスタミン剤の効能を比較してみましょう。
べにふうき:ヒスタミンの分泌を抑制する
抗ヒスタミン剤:分泌されたヒスタミンの症状を緩和する
ヒスタミンにアプローチするところは同じですが、作用の詳細は少し異なることが分かりますね。
べにふうきはお薬ではないので、花粉症のお薬と併用しても問題ありません。ただ、べにふうき茶で花粉症のお薬と飲むのは避けましょう。
と言いますのも、べにふうきには基本的にカフェインが含まれており、カフェインがお薬の効き目を弱くしたり強くしたりする可能性があります。
そのため、お薬を飲むときは、十分な量のお水や白湯で飲むことが大切です。
べにふうき茶を飲む際の注意点やポイント
花粉症への効果が期待できるべにふうき茶ですが、花粉症対策として飲む際は注意しておきたい点がいくつかあります。
知っておきたいポイントともに詳しく見ていきましょう。
粉末のべにふうき茶は作り置きをせずに、その都度熱湯で抽出して飲むようにしましょう。
作り置きしたお茶を長時間放置すると、光過敏性皮膚炎を引き起こす物質が生成する可能性があることが分かっています。
すぐに飲めば問題はないので、淹れたらなるべく早めに飲み切ってリスクを防ぎましょう。
市販のべにふうき茶には基本的にはカフェインが含まれています。
そのため、小さなお子さんや妊婦さん、授乳中のママさんは飲用を控えた方が良いでしょう。
季節性の花粉症の場合、花粉が飛び始める1.5か月前からべにふうき茶を飲み始めるとより効果的だと言われています。
花粉が飛散し始めてからだけでなく、なるべく早く飲み始めて花粉症に備えると良いかもしれませんね。
べにふうき茶を飲んでからメチル化カテキンが体内に残留するのは3~4時間ほどだと言われています。
そのため、花粉症への効果を持続させるためには3~4時間おきにこまめに飲むと良いでしょう。
ただ、効き目には個人差があります。
実際に朝だけ飲めば症状が和らぐという人もいれば、毎食後に飲んだ方が良いという人もいるようです。
こまめに飲めない方もいると思うので、自分に合った飲み方を見つけることが大切です。無理のない程度で続けてみてください。
ショウガと一緒に飲むと効果アップ
べにふうき茶は一般的な緑茶よりもカテキン含有量が多いため、苦みや渋みが強い茶葉が多いです。
「苦くて飲みにくい……」という方は、ぜひすりおろしたしょうがを少し加えて飲んでみてください。
香りもたちますし、飲みやすくなりますよ。
ちなみにべにふうき茶はショウガと一緒に摂取するとアレルギーの軽減効果が増幅することが分かっています。
お茶1杯あたりすりおろししょうを耳かき1杯くらいを目安に、ぜひ試してみてください。
独自製法で苦味を抑えたべにふうきもありますので、おすすめです。
べにふうき茶の種類
市販のべにふうき茶は大きく分けて「茶葉タイプ」と「パウダータイプ」の2種類に分類できます。
このうち茶葉タイプはティーパックや、急須に入れて抽出して飲む茶葉のことです。
茶葉を熱湯で5分ほど煮沸してからティーパックや茶殻を取り出すと、メチル化カテキンを効率よく摂取することができます。
一方で、パウダータイプは茶葉を粉末加工してあるもののことを指します。茶葉が持つ成分を丸ごと摂取することができるため、少量で効率よく茶葉の持つ成分を摂取することが可能です。
また、パウダータイプのお茶は茶葉タイプとは違い、お湯で溶かして飲むだけでOKなので、忙しい方にもおすすめです。
茶葉タイプ、パウダータイプのそれぞれの飲み方は以下の通りです。
<茶葉タイプ>
1.5g程度の茶葉を500mlのお湯で5分以上抽出する。
2.茶殻、ティーパックを取り出して飲む
<パウダータイプ>
1.1.5gほどのパウダーを200mlのお湯で溶かして飲む
茶葉やお湯の容量は商品によって多少異なるので、ぜひ商品の説明を確認しながらおいしく召し上がってみてください。
オーガライフのべにふうき茶は栄養を丸ごと摂取できる優れもの
「べにふうき茶が花粉症対策に良いことは分かったけど、どの商品が良いのかわからない…」
こんな風に悩んでいる方は、ぜひ一度オーガライフのべにふうき茶を試してみてはいかがでしょうか。
オーガライフのべにふうき茶は、独自にシーマ製法で緑茶に加工しているため、べにふうきの貴重な栄養素をたっぷりと含んでいます。
微粉末タイプのお茶なので、そのべにふうきの貴重な栄養素を丸ごと摂取できますよ。
使用している茶葉は、お茶の名産地として知られる静岡県の中でも、江戸時代より高い品質のお茶を生み出している「安倍藁科」。
上品な香りとさっぱりとした甘みが楽しめるお茶に仕上がっています。
花粉症対策でべにふうき茶を飲もうと考えている方は、ぜひ一度こだわりの詰まったオーガライフのべにふうき茶も試してみてください。